BLOG ブログ

神谷のいえ(一) 床断熱でプラン作成します!2022.04.13

こんにちは。








残り少なくなった造成地での
新築住宅プロジェクトが始まりました。


造成地の最初の方だと
回りに迷惑も掛からないので
とてもやりやすいんです。
どこに工事車を止めててもいいとか...

今回は最後の方
自分の家を造るときも
回りにご迷惑を掛けてて
工事はお互い様なんですがね...




床断熱と基礎断熱どっちがいいの!って
よく論争になります。
気候による地域差はあり
富山・石川(北陸)では
床断熱をお勧めします。

なぜなら湿気が多く
シロアリリスク回避のためです。
シロアリは湿気を好み
通風・乾燥は重要となってきます!

近年基礎断熱が流行ってますが
富山・石川では流行ってはいません。
そう、地域的に向かないと思うから

基礎断熱を採用している方は
床下を暖冷房に利用してて
これがウケています。
あと気密が取りやすく
いい数値が出やすいです。
この2点がメリットですね。
コストは床断熱より掛かるかな...

シロアリで建て替えた例もありました
リフォームでシロアリ被害も見ました
どこにでもいるシロアリは怖く湿気を好みますので
出来るだけ好む環境を造らないよう
基礎下は通気させ乾燥させたいのです。
だから床断熱を推します。

基礎のコンクリートは水分を多く含んでいます。
3年ほど水分が蒸発しつづけ
コンクリートは乾燥していきます。
そう、この水分を通気によって
乾燥させたいのです。
通気出来るのは床断熱になります。

でも、基礎断熱を採用する方は
何も対策を取っていないわけではありません。
機械(エアコン)を床下に入れ
暖房と同時に乾燥もさせます。

この論点からだと
床断熱=通気=自然(パッシブ)
基礎断熱=通気なし=機械(アクティブ)

自然(パッシブ)な方を選んだという選択肢です。
どちらも正しく理解して施工したら間違いではありません(笑)

床断熱のほうでプランニングします。


IMG_E0103.png

富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。
原価を公表する分離発注方式により
高気密高断熱住宅 『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。

CONTACT お問い合わせ

気になることはなんでもご質問ください。納得いくまでお答えいたします。

お電話でのお問い合わせはこちらから

0765-32-8056 受付時間/9:00〜17:00

メールでのお問い合わせはこちらから

24時間受付 お問い合わせフォーム