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気密測定について2022.12. 5

こんにちは。


先日打ち合わせ中の会話の中で
伊田さんに出会うまでに2年ほど掛かりました...と。

過去のコメントでは
・けっこうな数の会社に行ってきました
・詳しく話を聞きたいと思えた会社は少なかった

自分の思いを具現化してくれる設計者に出会うには
時間が掛かりますね(笑)

中間と完成の2回、気密測定をしていることも
受け入れられている一つだと思います。



↓中間時の気密測定(靑柳のいえ)
IMG_E9442.JPG


↓完成時の気密測定(青柳のいえ)
VODJ7058.JPG


・中間測定時
総相当隙間面積=35cm2
隙間特性n値=1.21(1.0~2.0の値で表し1.0に近い方がいい)
C値=0.3cm2/㎡

・完成測定時
総相当隙間面積=43cm2
n値=1.20
C値=0.3cm2/㎡

中間と完成を比べるとC値は変わりませんが
総相当隙間面積は落ちています。
隙間面積を合計すると
だいたい名刺1枚弱ということになります。
中間測定時から設備、機器などを取り付けると
やはり完成時は少し悪くなると言われています。
なので少しでも変わらないように施工します。

この結果はGOODで業者の仕事が値となっています。


完成時は止め中間時の測定のみにする傾向があります。
理由は
①慣れてきて施工内容・結果が分かるから
②コスト削減
③いい数値を残したいから
  ↓
①それぞれ形も内容も違う家なので個々で測定は必要...
②5万前後/回をどう考えるか
③完成時が本当の数値だと思います

中間0.1が完成0.3なら公表値はC値0.3
中間0.2が完成0.4なら公表値はC値0.4とします。

日本住環境の担当者と話していると
C値は0.7~0.5あれば高気密と言えます。
そして、気密を意識している施工者は多く見ても10%弱

高気密じゃなくても高気密って謳う会社もありますし(笑)


どうして気密を気にするか!
隙間が少なく漏気の少ない
そして温度ムラのない
小さなエネルギーで
暖かい家にするためです!

基準は0.5以下にすることです。

土間って寒い!
吹き抜けって怖い!
寒くも怖くもありません(笑)











富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。
原価を公表する分離発注方式により
高気密高断熱住宅 『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。

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