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青柳のいえ(九) 養生中

2021.07.17
こんにちは。




コンクリートが硬化し強度を発生させるには養生期間が必要になります。
この期間は気温によって区別されています。

平均気温が20℃以上の場合は4日以上、
型枠を外さず振動や衝撃を与えずそのままの状態を保つ必要があります。

また、過度な気温による硬化でのひび割れ発生が夏の課題になってきます。
その意味でも夏の夕立なんかは大変助かります。
少し固まった後の雨は上昇気温によるひび割れ発生を抑えてくれます。
ひび割れはそこから水が浸透し鉄筋が腐食なんてことにつながります。

コンクリート打設日は基礎にとって猛暑日より曇り空が良く
それは職人にとっても良いです(笑)

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コンクリート打設日翌日に天端均し(セルフレベリング材)を行っています。
字のごとく、液体性質を利用して自然に水平になってくれます。
昔は左官職人がモルタルで天端均しをしていたが
今は無くなり工期短縮に繋がる工法になりました。

IMG_9059.JPG



マクアケってありますがユーザーとメーカーを繋げている企業です。クラウドファンディングで資金を
集め商品化の手助けをしていて、社長いわく「一つの企業で商品化させる時代は終わった」と。

分離発注方式は施主と職人を繋げる方法。そして自分はその架け橋になれればと思う。
戦後、一括請負方式が主流になりHMが成長。真ん中のHMが大きくなり過ぎた感は否めない。
施主のほうを向いて仕事がしたい職人は沢山いる!
施主から直接お金を貰えることはモチベーションアップになる!
真ん中の立ち位置を変えるともっとストーリーのある家づくりに繋がる!




こんなことを思って日々仕事をしています(笑)



「八尾のいえ」は9月下旬Openhouse開催しますのでよろしくお願いします。



富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。
原価を公表する分離発注方式により
『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。

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