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2021.10.13
こんにちは。




先日はお問い合わせフォームから問い合わせがあった施主と初めての打ち合わせをしました。
どんな話しをしたのか!ご紹介します。

【施主】
いろいろな方に家づくりを相談して情報収集している段階にいます。
家づくり系YouTubeや本で自分なりに勉強していても
断熱!気密!を聞いたら話しをそらされることが多いです...
断熱等級4だから暖かいです!
気密を取ると息苦しいですよ!
断熱・気密はオプションです!なんて言われ不安しか残りません。
でも近くで詳しい方を見つけられて良かったです。
ブログを見ました。


伊田...発見...(笑)


↓このような表を見せ断熱等級4(低断熱プラン)と比較しながら値、数値について説明しました。
・断熱等級4は性能が低く最低レベルだということ、また簡単にクリアできること。
・熱はどこから多く逃げていくのか!
・暖冷房費はどれくらい掛かるのか!

実際は去年竣工したG2レベル住宅(Ua値0.34以下)とG1レベル住宅(Ua値0.48以下)の診断書をお見せしG2とG1の対比もお話しした。

G2レベルにするには付加断熱が必要になりコストUPするので
付加断熱をしなくてもいいG1レベルがコストパフォーマンス的に良く
G1レベルをまずお勧めします。
いや、G1レベルが最低レベルと思っています!とお伝えしました。

長期優良住宅や低炭素住宅の断熱レベルよりG1はレベルが上です。
ZEHでもUa値は0.6以下が基準値です(5地域)


気密は息苦しいなんてウソです、隙間、漏気をなくすため気密を良くします。
C値0.5以下にはします。換気計画をするため0.5以下を目標にしています。
気密を良くするだけでも冷暖房費はずいぶん削減出来ます、漏気をなくすので。
エネルギー漏れは冷暖房費に直結してます(笑)




「施主」 出会えて良かったです。

「私」   ありがとうございます。






↓9月に竣工した「八尾のいえ」の診断書
(低断熱プランUa値は0.87ぴったしには計算上ならなかったので0.88です)
絵でみる省エネ(松井・小川邸)JPAG.jpg
各物件ごとに温熱計算をして省エネ診断書をお渡ししています。





こんな資料もありました。認識と実態は違うんだと言うことです。
冷暖房費は多いと思っているが実際には冷房費は2%しか掛かっていないのは驚きです。
上の暖冷房シミュレーショングラフの青い部分が冷房費、確かに少なく暖冷房比も近いです。

IMG_E9307.JPG


富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。
原価を公表する分離発注方式により
『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。

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