堀切のいえ(二七) 家は誰が作る?2025.06.18
こんにちは。


家は誰が作るか!答えは簡単です。
職人が作ります。
皆さんも承知の通り今は職人不足だと言われています
その職人が少なくなっています
少なくなるとどうなるかというと技術の伝承がうまくいかなくなり
腕の良い方が減る方向に
大手HMは職人をA、Bなどとランク付けし
Aには仕事を渡し続け他の仕事をさせないようにもします。
こんなランク付けされると誰もがAランク職人に作って貰いたいと思うはず
Bランク職人でもできる仕事でもそうですか
BランクよりAランク職人のほうがお金が高かったらどうですか
どんな家づくりなのか
どんな価格帯の家づくりなのかによって
依頼する職人も変える...のか
本来はそうではないでしょと言いたいがビジネス面ではそうなのかな...
(HMで高価格帯と低価格帯の商品があるとすると後者にはBランクみたいな)
ランク付けなんてのはおいといて
当社も選ぶ基準みたいなものはあります
①工程の把握ができる
②仕事内容の把握ができる
③他の職人に気遣いができる
④コミュニケーションがとれる
⑤整理整頓ができる
⑥腕がある
⑤⑥はそれはそうでしょレベル
③④は20業者ほど入る現場では必要レベル
①②がプラスアルファ的なものだと思います。
私も設計職人として家づくりに参加します
細かな事を言うとビスの選定があります
図面通りに基準のビス、ピッチ、めり込み深さを守ること
計算書の構造耐力を遵守するには必要不可欠
また「断熱材は何を使っていますか」
「断熱材に○○を使いたいですが可能ですか」
断熱に拘る方はこのように言われますが
この断熱材なら良いと言うとこはありません。
穴の開いたバケツに水を入れるとどうなります!
貯まりますか?
穴の開いた部屋を暖冷房しても逃げていくのと同じなのです。
そう、問題は穴(隙間)です。
大きな熱源(エアコン・床暖房など)があれば
どんなところも暖まりますが電気代は掛かります
穴を塞ぎましょう(笑)
どれだけの穴(隙間)なのか把握するために
気密測定を行って数値で現すのです。
穴を塞ぐ作業は職人がします
隙間なく仕事をすることは丁寧な仕事になります
気密測定は職人の通信簿なんです(笑)
これで丁寧な仕事だったのか分かるんです。
この家の性能値は↓
• 外皮平均熱還流率:UA值0.26W/(㎡•K)
=5地域 HEAT20 G2.5
=断熱等性能等級7
・気密性能:C値0.1㎠/㎡
(完成測定値)
・耐震性能:耐震等級3相当
• 外皮平均熱還流率:UA值0.26W/(㎡•K)
=5地域 HEAT20 G2.5
=断熱等性能等級7
・気密性能:C値0.1㎠/㎡
(完成測定値)
・耐震性能:耐震等級3相当
小さなエネルギーで暮らせる高気密高断熱住宅
『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。