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三日市のいえ(二三) 杉板の魅力2025.11.25

こんにちは。



杉の床がつくる、やわらかくて豊かな暮らし。

家の中で一番長い時間ふれる素材は「床」です。
だからこそ、どんな素材を選ぶかで暮らしの質は大きく変わります。

伊田直樹建築設計事務所では、「杉の床」をよくご提案しています。
それは"自然素材だから"という単純な理由ではなく、
暮らしの快適性・温熱環境・住み心地を大きく底上げしてくれる床材だからです。



■ 1. 足裏が喜ぶ"やわらかさ"

杉は国産材の中でも特にやわらかく、素足で歩くと驚くほど気持ちがいい素材です。
踏んだ瞬間に少しだけ沈みこむような心地よさがあり、
冬でもヒヤッとしないのが大きな魅力。

高気密高断熱住宅では床が冷えにくいため、さらに杉の良さが際立ちます。
床暖房がなくても素足で過ごしたくなる、そんな床です。



■ 2. 断熱性能が高く、熱を奪われない

木材にはもともと空気をふくんだ細胞が多くあります。
特に杉はその密度が低く、断熱性能が高い素材です。

冬は足元の冷えを軽減し、
夏はベタつきにくくサラッとした感触。

高性能住宅との相性がとても良く、
家全体の「体感温度」を優しく整えてくれます。



■ 3. 経年で深まる、美しい表情

杉は使い込むほどに色が濃くなり、
最初の明るい赤身・白太が徐々に飴色へと変化していきます。

新品が一番ではなく、時間が美しさを育ててくれる素材。

小さな傷や凹みさえも味わいになり、
「住まい手と一緒に成長する床」と言えます。



■ 4. メンテナンスが難しい?実はとても簡単。

杉の床=手間がかかる、というイメージをお持ちの方もいますが、実は違います。

基本は 乾拭きと時々のオイルメンテ。
汚れがついてもサンドペーパーで少し削れば元どおり。

むしろアフターが容易なので、
長く、清潔に、美しく使える床材です。

先日も施主ご自身にオイル塗装をしていただきましたが、
手を入れることでより愛着が深まるのが自然素材の良さだと感じます。



■ 5. 富山の気候に合う"調湿性"

富山の冬は湿度が高く、夏は蒸し暑い。
この環境で無機質な床材を使うと、どうしても体感が硬く、冷たくなりがちです。

杉の床は湿度を吸ったり吐いたりしながら、
室内の空気を穏やかに整える調湿性を持っています。

高気密高断熱 × 杉の床 は、
実はとても理にかなった組み合わせなのです。



■ 6. 小さなエネルギーで快適に暮らすために

私たちがつくりたいのは、
大きな設備に頼らず「素材の力」で快適をつくる家。

杉の床はその象徴のような存在です。

・自然素材としての心地よさ
・断熱性能の高さ
・軽やかな空気感
・長く暮らすほど好きになる経年変化

そのどれもが、私たちが目指す"Heat20 G2、C値0.1の家"にぴったりと寄り添ってくれます。


■ 7. デメリットは?

柔らかいということはキズが付きやすいです。
これをデメリットと考えるかメリットとするか!

キズが付きにくい=工業製品
工業製品=シート貼りフローリング
シート貼りフローリング=メンテナンスが出来ない
メンテナンスが出来ない=長持ちしない

床は改修しにくく結論として長持ちしないものは使えない、使いたくない

柔らかさ、軽やかさはない分、くり、ナラなど広葉樹は硬く、
キズが付きにくい無垢材もありますので
選択肢としてはありだと思います。(杉は針葉樹)
自社の過去施工例では半々かもしれません。


■ まとめ

杉の床は、数値では測れない心地よさがあります。

家に帰ってきてほっとする気持ち、
素足で歩く安心感、
時間とともに深まる風合い。

それらが、この床に自然と宿っています。

これから家づくりを考えているお客様にも、
ぜひ一度 "杉の床の気持ちよさ" を体感していただきたいと思います。





【性能値】
•外皮平均熱還流率:UA值0.3W/(㎡•K)
 =5地域 HEAT20 G2.5
 =断熱等性能等級6.5
・気密性能:C値0.1㎠/㎡
 (中間気密測定値)
・耐震性能:耐震等級2
(積雪1.5m・許容応力度計算)


■ 完成見学会のご案内
場所:富山県黒部市(詳細はご予約後にご案内)
日時:11月29日(土)~30日(日)
時間:10:00~16:00(完全予約制)
①10時~②11時~③13時~④14時~⑤15時~

ご予約はホームページの「お問い合わせフォーム」またはお電話にてお願いいたします。
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↑オイル塗装後の杉板の撥水状況
  オイル塗装を施した杉板の床に、水滴を落として撥水性を確認した様子です。

 • 自然オイルが木の繊維に浸透し、表面に薄い保護膜を形成している。
 • その結果、水が玉状になり、汚れや水分が染み込みにくい状態に。
 • 杉は吸湿性が高くやわらかい素材だが、オイル塗装によって日常使いに強い床へと変わる。
 • キッチン・ダイニングなど、水や食べこぼしが多い場所でも安心して使える。
 • オイル塗装は塗り重ねるほど保護力と質感が増し、経年で美しい色へ育つ。
 • 高気密高断熱住宅との相性が良く、杉の調湿性が室内環境を心地よく整える。
 • 「住まい手が手入れしながら育てていく床」という自然素材ならではの魅力。

メリット、デメリットだと捉えるのは施主次第です
自分らしい選択をしてください。



富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。
原価を公表する分離発注方式により適正な価格を見える化
小さなエネルギーで暮らせる高気密高断熱住宅
 『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。

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