三日市のいえ(二五) 完成気密測定2025.11.27
こんにちは。




なぜ「完成時の気密測定」まで行うのか----C値0.2が示す、本当に安心できる住まい
住宅の性能を語るうえで欠かせない指標の一つが「気密性能(C値)」です。
現在、多くの住宅会社が"断熱性能"をPRしますが、
実はその断熱性能を最大限に引き出すためには、
同時に高い気密性能が必要になります。
しかし現状では、気密測定自体を行っていない会社もまだ多く存在します。
■ 中間気密測定と完成気密測定、2つを実施する意味
気密測定には
• 中間気密測定(断熱材・防湿シート・窓周りの施工が終わった段階)
• 完成時気密測定(全ての工事が完了し、引き渡し直前)
の2種類があります。
多くの会社は中間気密測定のみ、もしくは測定自体を行いません。
しかし、家は中間時から完成までの間に
・設備配管
・電気配線
・機器の取り付け
・建具の設置
など、さまざまな工程で「穴」が発生する可能性があります。
中間で良い数値が出ても、完成時に同じ性能が確保されているとは限らない。
だからこそ、完成後の測定が欠かせないのです。
私はこの「完成時機密測定」を必ず行い、
最終的に本当に安心できる住まいになっているかどうかを確認しています。
■ 今回の測定結果:C値0.2
今回の住まいでは、完成状態でC値0.2㎠/㎡という非常に高い数値が確認できました。
C値0.2とは、家全体の隙間を集めても
名刺の1/2ほどしかないレベルの極めて高い気密性能です。
この精度は、
・現場での丁寧な施工
・職人同士の連携
・細かなチェックと手戻りをいとわない姿勢
があって初めて実現できます。
■ なぜ、ここまで気密にこだわるのか
理由はとてもシンプルです。
1. 断熱材の性能を100%発揮するため
どれだけ良い断熱材を入れても、隙間があれば熱は逃げていきます。
2. 計画換気を正しく働かせるため
高気密住宅は換気ルートがコントロールされるため、
空気の質が安定し、湿気・カビ・においのリスクも低くなります。
3. エネルギーを最小で暮らすため(燃費の良い家)
気密が悪ければ、冷暖房は外へ逃げ続けます。
気密が良いほど、家は少ないエネルギーで快適になります。
高断熱・高気密住宅を本気で実現したいのであれば、
「気密は測定して初めて語ることができる」
と言っても過言ではありません。
■ やらなくてもわからない。やって初めて見える。だから、やるべき。
気密性能は"見えない性能"。
目で見えず、図面にも数値は書けません。
だからこそ、測定しなければ
良いのか悪いのか 誰にもわかりません。
「やっていない会社が多い」 やれないから!
「測定しなくても家は建つ」 法で義務じゃないから!
確かにそうです。
しかし、
本当に暮らしの質を左右する大切な性能だからこそ、測定しなければいけない。
私はそう考えています。
まとめ
・中間と完成、2回の気密測定で初めて性能を保証できる
・完成 C値0.2 は、名刺の1/2ほどの隙間しかない非常に高性能
・断熱・換気・省エネ性は"気密"があって初めて成立する
・見えない性能だからこそ、測定が必要
住宅は「完成したら終わり」ではなく、
そこからの暮らしを支える性能が本当の価値になります。
気密測定は、その価値を確かなものにするための、大切な工程です。

【性能値】
•外皮平均熱還流率:UA值0.3W/(㎡•K)
=5地域 HEAT20 G2.5
=断熱等性能等級6.5
・気密性能:C値0.2㎠/㎡
(完成気密測定値)
・耐震性能:耐震等級2
(積雪1.5m・許容応力度計算)
=5地域 HEAT20 G2.5
=断熱等性能等級6.5
・気密性能:C値0.2㎠/㎡
(完成気密測定値)
・耐震性能:耐震等級2
(積雪1.5m・許容応力度計算)
■ 完成見学会のご案内
場所:富山県黒部市(詳細はご予約後にご案内)
日時:11月29日(土)~30日(日)
時間:10:00~16:00(完全予約制)
①10時~②11時~③13時~④14時~⑤15時~
ご予約はホームページの「お問い合わせフォーム」またはお電話にてお願いいたします。

コンセントからの空気の漏れを確かめるため
カバーをはずしてみました。
ほんの僅かな空気の流れを感じますが
許容範囲内です!

また、24時間換気設備の流量調整も行いました。
これもやらない方が多いかも...換気設備付けたらおしまい...みたいです。
キッチン 20m3/h
洗面脱衣 24m3/h
クローゼット 19m3/h
個室 17m3/h
湿気、臭気の量で判断します。
数値はおいといて調整は大切です!笑

富山県魚津市の
小さなエネルギーで暮らせる高気密高断熱住宅
『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。



