三日市のいえ(十) 付加断熱施工しました2025.07.30
こんにちは。








「涼しいには理由がある①」
壁はネオマフォーム50mmで付加断熱施工を行っています。
付加断熱とは(外張り断熱など、柱の外側に追加する断熱)
壁には柱間充填断熱+付加断熱をします。
断熱材は(夏)外部から内部に、(冬)内部から外部に
熱を伝えにくくするために施工します。
・小さなエネルギー(冷房)で空調できるように
・冷気が外に逃げることを少なくするように
・1・2階の温度差を抑えるために
Ua値0.3前後にするためには付加断熱施工は必須条件。
付加断熱を施工すると何が良いのか!
特に富山県のような地域では、快適性・省エネ性・耐久性に大きな効果があります。
見た目だけでももう良さそうと分かると思いますが①~⑥メリットをまとめます。
【性能値】
•外皮平均熱還流率:UA值0.3W/(㎡•K)
=5地域 HEAT20 G2.5
=断熱等性能等級6.5
・気密性能:C値0.3㎠/㎡以下
(目標値)
・耐震性能:耐震等級2
(積雪1.5m・許容応力度計算)
=5地域 HEAT20 G2.5
=断熱等性能等級6.5
・気密性能:C値0.3㎠/㎡以下
(目標値)
・耐震性能:耐震等級2
(積雪1.5m・許容応力度計算)





メリットとして以下のことが挙げられます。
【1】断熱性能の向上(HEAT20 G2〜G3も可能に)
• 柱間断熱(充填断熱)だけでは構造材の**熱橋(ヒートブリッジ)**が生じやすい。
• 付加断熱で外側を包むことで、断熱の切れ目がなくなる(断熱の連続性)。
• UA値の向上 → 冷暖房エネルギーを削減でき、光熱費の削減にも直結。
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【2】室内の温熱環境が安定する
• 外気温の影響を受けにくく、冬は暖かく夏は涼しい。
• 外壁の温度変化が室内に伝わりにくくなり、室内の温度差が少なくなる。
• 冷暖房の効きが良く、小さなエネルギーで快適に暮らせる。
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【3】内部結露を抑え、建物の耐久性アップ
• 柱の外側で断熱することで、構造材の温度が下がりにくくなり、結露リスクが減少。
• 内部結露(露点温度に達しない)を防ぐことで、カビ・腐朽菌・シロアリのリスクも減る。
• 結果的に、建物が長持ちする。
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【4】C値向上と相性が良い(気密性の確保)
• 付加断熱と気密シートの施工が連携しやすく、高気密(C値0.1など)との相性が抜群。
• 換気計画(第3種や第1種)とも整合性が取りやすく、計画換気が効く家にしやすい。
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【5】設計の自由度・居住面積の確保
• 柱間だけで断熱等級6・7を取ろうとすると、柱を太くする・断熱材を増やす必要があり、
内法寸法が減ってしまう。
• 付加断熱で性能を担保すれば、室内空間を広く取りやすくなる。
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【6】省エネ基準・補助金の対応がしやすい
• G2〜G3、ZEH、認定長期優良住宅などに必要な高断熱性能がクリアしやすくなる。
• 住宅性能を証明しやすくなり、補助金・減税対象にもなりやすい。
・ギリギリGX、余裕GXなど言葉はありますが補助金に左右されるのは要注意。
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【まとめ】
断熱性能:UA値・Q値の向上、熱橋カット
快適性:冷暖房が効きやすく温度ムラ減少
耐久性:結露防止 → 構造体長持ち
気密性:C値向上と両立しやすい
空間効率:内部を削らず性能確保
補助金対応:高性能住宅の基準を満たしやすい
こちらは話題のGX志向型住宅になりますので
「GX志向型住宅の中身」をお見せすることができます。
断熱材で隠れる前の構造体を見るには
時期的に8月中旬ぐらいだと思いますのでご興味ある方はご連絡ください。
ご案内いたします。
小さなエネルギーで暮らせる高気密高断熱住宅
『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。