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三日市のいえ(十六) 暮らしの装飾2025.11. 8

こんにちは。




富山で考える庭づくりについて
樹木とともに暮らす、雪国ならではの家づくりをテーマに



※庭は「暮らしの装飾」であり、「心のよりどころ」

家づくりを考えるとき、多くの方が注目するのは
「間取り」や「断熱性能」といった室内環境です。
もちろんそれらは大切ですが、
私は「庭」も家の一部としてとらえることが
心地よい暮らしにつながると考えています。

庭は、いわば家の装飾のような存在
人でいえば「洋服」や「アクセサリー」のようなものです。
なくても暮らせますが
あることで"その家らしさ"や"心の余裕"を感じさせてくれます。



緑があるだけで、暮らしが柔らかくなる

たとえ小さなスペースでも、窓の外に緑があるだけで心が落ち着きます。
朝日を受けて光る葉、風に揺れる枝の影、季節ごとに変わる色――
そうした風景が、家の中に心の余白を生み出してくれます。

性能や効率が求められる時代だからこそ、
「自然を感じる庭」があることで、暮らしにやさしいリズムが生まれるのだと思います。




※樹木は"自然の調整装置"

庭の中の樹木には、実はとても大切な役割があります。
それは、見た目の美しさだけでなく
自然の力を活かした温熱環境の調整です。

たとえば落葉樹は、夏は葉を茂らせて日射を遮り、木陰をつくります。
冬は葉を落として、太陽の光を室内まで届けてくれる。
一本の木が、まるでブラインドや庇のように
自然のエネルギーを上手に利用してくれます。

また、樹木は風をやわらげ、周囲の視線をほどよく遮ってくれる役割もあります。
「快適さ」と「落ち着き」を、自然なかたちでつくり出す存在です。




※富山の庭づくりで大切なこと ― 雪国ならではの工夫

富山の冬は雪が多く
屋根からの落雪や積雪の重みに注意が必要です。
せっかく植えた木も
屋根雪の下敷きになってしまうと枝が折れたり
樹形が崩れたりします。

そのため、富山での庭づくりでは次のような工夫が大切です。
 • 落雪位置を避けて植える:屋根の勾配や雪止め金具の位置を見て、安全な距離をとる。
 • 雪に強い樹種を選ぶ:枝がしなやかで折れにくい落葉樹や、耐寒性の高い常緑樹を選定。
 • 雪囲いや支柱で保護する:冬季は支柱を立て、枝をまとめて守る。
 • 排水・日当たりも考慮する:雪解け後の湿気が残らないように、水はけの良い配置計画を。

富山のように四季の変化がはっきりしている地域では、
「夏の日射」「冬の雪」「春秋の風」――それぞれを上手に受け止める庭づくりが大切です。
自然と調和する植栽計画によって、住まい全体の快適性が高まります。




庭とともに暮らすということ

高気密・高断熱の性能を高めた住まいは、快適で省エネです。
しかし、心の豊かさや四季を感じる喜びは、数字では測れません。

外と内をゆるやかにつなぐ庭や樹木があることで、
「暮らしの空気」が変わり、日常に小さなやすらぎが生まれます。

富山という自然豊かな土地でこそ、
季節とともに生きる庭のある暮らしを楽しんでほしいと感じています。




まとめ
 • 庭は家の装飾であり、心を整える場所
 • 樹木は夏の遮熱・冬の日射取得など、自然の力で家を快適にする
 • 富山では雪対策を踏まえた植栽計画が大切
 • 外と内をつなぐ庭が、暮らしに豊かさをもたらす





伊田直樹建築設計事務所では、**高気密・高断熱住宅(Heat20 G2対応)**と、
自然と調和する庭づくりを大切にした家づくりを行っています。

樹木の配置、光と風、雪の落ち方まで考慮し、
「小さなエネルギーで、心豊かに暮らせる家」をご提案しています。




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「春のひととき」の提案
家の裏になる
東側に設けれた芝エリアでは
昼から影になり
暑さも気にならず
テーブルを出して
コーヒーでも一杯飲みたいですね。
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富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。
原価を公表する分離発注方式により適正な価格を見える化
小さなエネルギーで暮らせる高気密高断熱住宅
 『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。

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