家づくりをして良かったこと2025.11. 3
こんにちは。
      
    家づくりをして、本当によかったと思う瞬間
―伊田直樹建築設計事務所より―
家づくりをしていると、いつも思うんです。
「家が完成した時より、暮らしが始まってからの笑顔が本当の"完成"だな」と。
■ お引渡しから1年後にいただいた言葉
先日、お引渡しから1年経ったご家族のところへ定期点検で伺いました。
10月末、玄関に入った瞬間から、家の中がほんのり暖かい。
「朝起きるのがつらくなくなりました」とご主人。
「光熱費も思っていたよりずっと安いんですよ」と奥さまが笑顔で話してくれました。
「暖かい家に帰る喜び」を感じるんです!
この家は、Heat20 G1の断熱仕様。C値は0.2。
数字で見れば性能は高いですが、
私が本当にうれしかったのは「数字の先にある暮らしの快適さ」を感じてもらえたことでした。
■ 家族の時間が、増えた
リビングの窓越しに見える雑木の庭。
その家では、週末になると家族で外に出て、
デッキでコーヒーを飲んだり、子どもたちが小さなテントを張ったりしているそうです。
「この家になってから、デッキに出る時間が増えたんです」
「リビングに繋がるデッキには屋根もあるしフェンスもあるから
 夜部屋着のままくつろぐ時間が最高です!」
そう話してくれたご主人の表情が印象的でした。
家の中で完結しない暮らし。
自然と関わりながら過ごせる時間が、家族の関係を少しずつ変えていく。
そんな瞬間を見ると、
"家づくりをしてよかった"と、設計者としても、ひとりの暮らし手としても思います。
■ 厚手の布団を捨てちゃいました
この家は、Heat20 G2.5の断熱仕様。C値は0.1。
5年前に引き渡した物件になります。
「エアコンで家全体が暖かいので寝具を整理しました」
「実家に帰ったら寒くて風邪引いちゃいました」
こんなエピソードを話してくれた奥さん
小さなエネルギーで暖かいのは正義だと思います。
健康的に活動的になれる家で暮らせること
安心というベースは心の安定にも繋がります。
■ 迷いながら進んだ家づくり
家づくりの初めは、誰もが迷います。
土地のこと、お金のこと、どんな間取りにするか。
私自身も、家を建てたときには不安がありました。
本当にこの選択で良いのか?
やりたいことを詰め込みすぎていないか?
けれど、完成して暮らしが始まると、その迷いが"納得"に変わる瞬間が必ず訪れます。
朝、光の入るダイニングでコーヒーを飲むとき。
窓を閉めたままでも静かに雨の音を感じるとき。
夏の夜、エアコン1台で家中が快適なとき。
その一つひとつが、「この家にしてよかった」と思える理由になります。
■ "家づくりは、家族づくり"
高性能住宅とか、デザインとか、いろいろな言葉がありますが、
最終的に残るのは"家族の時間"だと感じています。
どんなに性能が高くても、
どんなにデザインが洗練されていても、
家族の暮らしがそこに根づいていなければ、家は完成しません。
設計とは、暮らしを整える仕事。
そして家づくりとは、家族の関係をやさしく包む"器"をつくること。
そんな思いで、一棟一棟向き合っています。
■ これから家づくりを考えている方へ
家を建てる前は、誰もが「失敗したくない」と思います。
でも本当は、"正解"よりも、"納得"のある家づくりが大切です。
予算も条件も違う中で、
自分たちらしい暮らし方を見つけていく。
その過程こそが、家づくりの一番の醍醐味だと思います。
そして暮らしが始まったとき、
「この家を建ててよかった」と心から思える日がきます。
数字だけではなく、暮らしで答えが出る家づくりを。
伊田直樹建築設計事務所は、これからもそんな家をつくっていきたいと思います。
Googleの口コミにもいろいろ施主の声が書かれています。
是非覗いてみてください。

富山県魚津市の
小さなエネルギーで暮らせる高気密高断熱住宅
 『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。



