黒瀬のいえ(三) 「25坪」という制限を、圧倒的な開放感に変える設計2026.05.11
こんにちは。
今回の土地から制限される建ぺい率の限度が約25坪の建物でした。
その限られた面積の中に、寝室や個室、家事動線を支えるサンルーム、洗面所、浴室、収納といった生活に
必要なすべての機能を効率よく配置しています。
しかし、一歩LDKに足を踏み入れると、そこにはコンパクトさを感じさせないダイナミックな空間が広がります。
木の息吹を感じる「勾配天井」と「梁出し」空間が現れます!
この住まいの主役は、最高高さ3メートルに達するLDKの木の空間です。
屋根の勾配を活かした高い天井には、力強い梁(はり)をあえて見せる「梁出し」のデザインを採用しました。
視線が上へと抜けることで、実際の面積以上の開放感を味わうことができます。
この空間にするためコストは掛かりますがどこにお金を掛けるか!
断熱性能をケチっては寒い...暑い...空間になりますので予算配分が重要になってきます。
土間と火のある暮らし
視線を落とすと、そこには玄関から続く土間が広がっています。
この土間空間に鎮座するのは、本物の火を楽しめるペレットストーブ。
木の香りが漂う勾配天井の空間で、ストーブの炎がゆらめく時間を過ごす。
それは、これからの「終の住処」にふさわしい、穏やかで贅沢なひとときになると確信しています。
暮らしを凝縮した知恵
個室や水回りなどのプライベートな機能はしっかりと確保しながら、
家族が集まる場所には圧倒的なボリューム(容積)を持たせる。
引き算の設計が生む、上質な暮らしのカタチです。
秋の着工に向け、この木の空間が実際に形になっていくのが、私自身も今から楽しみでなりません。
内観パースからも、勾配天井と梁がもたらす木の温かみが非常に魅力的に伝わってきます。
最高3メートルの天井高があれば、ペレットストーブの暖気も心地よく循環し、素晴らしい住空間になりそうです。


原価を公表する分離発注方式により適正な価格を見える化、



