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青柳のいえ(十四) 床気密工事2021.08.26

こんにちは。



床断熱と基礎断熱って聞いたことあると思いますがどちらがいいのでしょう...。
どちらがいいかの正解は無いように思いますがそれぞれメリット、デメリットがあります。

ポイントを絞っていうと床温度が低くなるのは基礎断熱になります。
単純に床下直下に断熱材があったほうが暖かいなとイメージ出来ると思います。
なので断熱の観点からいうと床断熱が良さげ...。
でも床下エアコンを採用すれば床温度は上がりデメリットはクリア出来る。

床の気密が取りやすいのは基礎断熱なので気密の観点からいうと基礎断熱...。

次に耐久性では床下を換気出来るのは床断熱
基礎コンクリートは築2年~3年は水分が蒸発しますので通気、換気しないとカビの原因となります。

......床断熱を採用しています。

設備でデメリットを解消しても機器なのでメンテナンスは必須、将来お金も発生します。
床を暖かくするため床の断熱と気密はしっかり行います。

断熱と気密はノーメンテナンスで将来もお金は掛かりません。
高断熱高気密だと光熱費が安くなるので目に見えて実感も出来ます。




熱伝導率0.028のミラフォームで厚さは65mmを敷き詰め
24mmの床合板のジョイント部は気密テープでしっかり気密処理

IMG_9196.JPG



断熱材はいろんな物がありますが共通項の熱伝導率で比較すると一目瞭然です。

IMG_9197.JPG



ジョイント部、柱下部の漏れ箇所はビシッと綺麗に処理。
今回は気密バリアという優れものを使いました。

さぁC値はどれくらいかな(笑)

IMG_9205.JPG







2世帯住宅「八尾のいえ」Openhouseは
9月25日、26日開催予定していますがコロナ感染予防として来客の時間帯をずらして
行おうと思っていますのでよろしくお願いします。


「八尾のいえ」の内容は
・断熱性能はUa値0.45、気密性能C値0.3(中間気密測定時)
・帰宅時に上着をLDKに持ち込まない導線として確保した3.5m壁面収納できる
 ウォークスルーシューズクロークはおもちゃ、防災グッズからベビーカーも収納可。
・お気に入り購入済みのダイニングテーブルに合わせてプランニングスタート。
 広めのLDKは収納付きペニンシュラキッチン+横並びダイニングテーブル、そしてソファは置かず
 ベンチ代わりにもなる床下収納付き小上がりを計画。65型壁掛けTVもあり白を基調とした空間。
 またキッチンに立つとLDKすべてが見渡せます。
・基本衣替えをしない!家族4人分の服・小物を収納できるファミリークロークは3畳。
・洗面・脱衣・洗濯は分けた回遊導線を確保。
・両世帯の中間にはスタイリッシュな明るい和室がありアール(R)がポイント!
・LDの勾配天井にはレッドシダー、キッチンにはタイル調クロスを採用した
 コンパクトな親世帯LDK。
・床はナラ無垢板、天井・壁は基本薄いグレー、扉は基本白。ところどころに間接照明や
 アクセントクロスで変化と色数を抑えたシンプル感もあります。



富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。
原価を公表する分離発注方式により
『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。

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