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「2年点検で分かる。本当に性能の高い家の特徴」2026.03.30

こんにちは。

2年目の点検に伺ってきました。
この住宅は HEAT20 G2クラス(Ua値0.3)付加断熱仕様の家 です。
完成したときよりも
住んでからの状態を見るのが点検です。
そこでいつも思うことがあります。
本当に性能の高い家は
2年経つと違いがはっきり出る。
今回もそれを感じました。
クロスのシワがほとんど出ていない
普通、2年点検では
・クロスのジョイントの割れ
・シワ
・ボードの動き
多少は出ます。
でも今回の住宅はほんの数カ所の調整だけ。
これはかなり優秀です。
理由ははっきりしています。
--付加断熱の本当の効果--
付加断熱は
充填断熱
外張り断熱
この2つを合わせた断熱です。(写真⑥略図参照)
つまり
構造体を丸ごと包む断熱。
これが何を生むか。
実はここが重要です。
住宅の劣化の大きな原因の一つは
温度差です。
温度差があると
木が動く
ボードが動く
クロスが引っ張られる
結果
内装が痛む。
でもこの家は違う。
温度変化が小さい。
つまり
材料が動かない。
だから
内装が傷まない。
ここは多くの住宅会社があまり言わない部分です。
でも
実務者はみんな知っています。
もう一つ大きかったこと
今回すごく良かったのが
施主さんの住み方です。
湿度管理。
室内湿度 約50%。
加湿器をしっかり使ってくれていました。
これは本当に大きいです。
高断熱住宅は
湿度管理まで含めて完成する家 です。
ここを理解して住んでくれると
家の状態が全然違ってきます。
今回それを感じました。
正直、設計者として嬉しい瞬間でした。
断熱の本当の価値
断熱というと
暖かい
省エネ
光熱費
この話ばかりになります。
でも本質はそこじゃない。
本当に大事なのは
家を守ること。
付加断熱は
・熱橋を減らす
・構造体を守る
・気密を安定させる
・防火性能も上がる
そして今回改めて思ったこと。
内装が長持ちする。
これは住んでから効いてくる性能です。
家は完成した瞬間がゴールではない
むしろ逆です。
本当の評価は
1年後
2年後
5年後
ここで出ます。
今回の点検で思いました。
やっぱり
断熱は家を守る設計。
そして
住み方も家を育てる。
いい家でした。
↓冬の吹抜における気流を説明したいと思います。
吹抜面積の半分が下降、残り半分が上昇気流になり
家全体の温度をミックスしてくれ、吹抜の恩恵は大きいです。
低気密低断熱の家ではこのようにはなりませんのでご注意!
まだ、SNSでは吹抜は寒い...投稿ありますね笑
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クロスの切れ、よれを手直ししてます。
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床下もチェック!
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付加断熱施工中の写真、このようにすっぽり外側から包み込みます。
IMG_E3561.jpg
断熱工法の略図です。
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富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。
原価を公表する分離発注方式により適正な価格を見える化
小さなエネルギーで暮らせる高気密高断熱住宅
『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。

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