建物の価格は「イチゴ」と同じかも2026.02.20
こんにちは。

「価格=価値の違い」
(今回は営業マン、モデルハウス、広告費などは除外してます)
建物の価格は、イチゴと同じかもしれません。
建物には、数百種類、数千種類という材料が使われています。
木材、断熱材、サッシ、金物、ビス一本に至るまで。
けれど、それらは完成するとほとんど見えなくなります。
だからこそ、価格の違いが分かりにくい。
私はよく、これを「イチゴ」に例えます。
スーパーに行くと、
大阪屋ショップのイチゴ、原信のイチゴ。
一パック500円のものもあれば、700円のものもある。
400円を切っていたら安いな...と思う。
では、その違いは何でしょうか。
スーパーの利益の違いでしょうか。
もちろん多少はあるかもしれません。
でも本質はそこではなく、
どの農家さんが、どんな手間をかけ、どんな土づくりをし、
どんな基準で出荷しているか。
そこに価格の差が現れているのだと思います。
「この2つ、表面上は同じイチゴなんです」
住宅も同じです。
設計に掛ける時間
断熱材の厚み、部材の大きさ。
気密処理のやり方、丁寧さ。
見えない下地の組み方。
施工に掛ける手間(時間)、精度。
将来のメンテナンス性。
これらは完成後、ほとんど見えません。
しかし、暮らし始めてからの「快適さ」や「光熱費」、
そして10年後、20年後の状態に確実に表れます。
イチゴは次の機会に700円の物を買うことも出来ますが
家となると10年後、20年後に気付いたとしても買い換えることは
難しいでしょう。
いや、イチゴと違って食べ比べ出来ないから気付かないかも
また、「これ以上下げると、品質に影響が出る。」
そのラインがあります。
それを守ることが、設計者としての責任だと思っています。
また、説明しても分からないかもと思って言わないこともあります。
価格は、単なる数字ではありません。
何を大切にしているかの表れです。
建物は、見えにくい。
だからこそ、誠実でありたい。
私は、そんな家づくりを続けていきたいと思っています。

小さなエネルギーで暮らせる高気密高断熱住宅
『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。



