大谷石という素材2026.03. 3
こんにちは。




「大谷石の温かみが迎える、贅沢な玄関土間のしつらえ」
本日は、過去に手がけた物件の中から、
特に「素材選び」が光る玄関周りの施工例をご紹介します。
家の顔とも言える玄関。
そこに今回私たちが選んだのは、栃木県宇都宮市で採掘される「大谷石(おおやいし)」です。
【大谷石を贅沢に使った空間】

玄関ドアを開けると広がるのは、
床一面に贅沢に敷き詰められた大谷石の土間空間です。
大谷石は、古くから外壁や蔵、
さらには旧帝国ホテルの建材としても使われてきた歴史ある石材。
その最大の特徴は、柔らかく温かみのある質感と、
表面に現れる「斑(みそ)」と呼ばれる茶色の斑点です。
今回の物件では、
床だけでなく立ち上がりの巾木部分にも大谷石を使い、
空間に連続性と重厚感を持たせました。シンプルでモダンな内装の中に、
天然石ならではの豊かな表情が加わることで、
格式高くもどこか懐かしさを感じる空間に仕上がっています。
【色合いの調和とデザイン】

大谷石の淡い緑がかったグレーと茶色の配色は、
建物の外観とも見事に調和しています。
木のフェンスや植栽の緑、そしてグレーの外壁。
これらの要素を大谷石が優しく繋ぎ、
住まい全体に統一感のある落ち着いた印象を与えてくれます。
地窓から差し込む柔らかな光が大谷石の表面を照らし、
時間帯によって表情を変えるのも、この素材ならではの楽しみです。
【素材と向き合うということ】

天然石である大谷石は、多孔質(小さな穴が多い)で柔らかい素材です。
そのため、水による腐食や経年変化を心配される方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、その「変化」こそが本物の素材を選ぶ醍醐味でもあります。
時を経て少しずつ風合いが増し、住まいの歴史を刻んでいく。
丁寧にメンテナンスをしながら、その素材の個性を楽しむゆとりが、
暮らしをより豊かにしてくれるのではないでしょうか。
機能性はもちろん大切ですが、毎日出入りする場所だからこそ、
五感に響く素材を選びたい。
今回の施工例は、そんな「素材へのこだわり」が形になった事例のひとつです。
これから家づくりを考えている方のヒントになれば幸いです。
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