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高さを抑えると家は美しくなる2026.03. 9

こんにちは。


風景に溶け込む、40坪の平屋



家は、単体で美しくあるだけでは足りない。
その場所の風景の一部になってこそ、本当に美しい建築になると思っています。
プラス樹木があると家はもっと自然に馴染んでいきます。


今回の住宅は、延床約40坪の平屋。
建物の高さをできるだけ抑え、横に伸びるプロポーションを大切に設計しました。


屋根は低く、軒は深く。
シンプルな切妻屋根が、周囲の田園風景や住宅地のスケールに自然と馴染んでいきます。
遠くから眺めても主張しすぎず、けれど近づくと丁寧につくられていることが伝わる。
そんな佇まいを目指しました。

平屋は、二階建てに比べるとどうしても屋根が大きくなり、
設計次第では重たい印象になってしまいます。

だからこそ
高さを抑え、横のラインを整え、屋根と軒のバランスを慎重に整える。

その積み重ねによって、
細長く、美しいプロポーションの平屋が生まれます。



平屋でも、高性能住宅

もちろん、見た目だけではありません。

断熱性能は UA値0.41(断熱等性能等級6)
気密性能は C値0.3(完成時測定値)

高気密高断熱の性能を確保することで、
少ないエネルギーで快適に暮らせる住まいになります。

冬は足元まで暖かく、
夏はエアコンの効きがよく、家全体の温度差も小さい。

平屋は空間がつながるため、
性能がしっかりしているほど、その快適さがより実感できます。



長く愛される家

家づくりは、完成した瞬間がゴールではありません。
10年、20年、そしてその先も暮らし続けていく場所です。

だからこそ

・風景に馴染むこと
・飽きのこない形であること
・少ないエネルギーで暮らせること
・メンテナンス性が良いこと

そうした普遍的な価値を大切にしたいと考えています。

この家もまた、
地域の風景の中で静かに佇みながら、
家族の暮らしを支え続けていくのだと思います。

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約5年前の施工例になります。
ウッドショックと言われ、材木は値上がりしていましたが
他の分野はまだ以前と変わらなかった。
建物部分の40坪が全て込み込み2,980万円(税込み)で出来ていた。
平屋で坪75万円...
安く出来てたんだな~昔は(笑)
この時はグラスウール+可変透湿シート仕様
ここまでしても安く押さえられた

やっぱり断熱材はグラスウールで気密防湿シートを貼る仕様は良いと思う。
しかし、昨今、物価高の関係でウレタン吹付断熱を選択することが多くなった。
トータル的にウレタン吹付が安くなる...
ウレタン吹付の危険なところは断熱・気密・防湿の3役をするところだと思う。
昔のテレビデオって記憶にありますか?
ビデオとテレビが合体してて、ビデオが壊れ修理するとテレビもなくなるやつ
ウレタン吹付で言うと一つに3役はとても良いがリスクも伴っていること。
断熱には安価なグラスウール、気密・防湿には気密防湿シートに役を分けるのがいい。
他には地震にどこまで追従するのか!とかも気になる部分であります。

そんなことでも坪75万は時代を感じますね。
今なら坪100万~です。あてにならない坪単価で表現しました(笑)
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↑2重天井にして配線ルート確保、天井の断熱状況

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↑壁の断熱施工状況

↓気密防湿シートを貼った状況
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富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。
原価を公表する分離発注方式により適正な価格を見える化
小さなエネルギーで暮らせる高気密高断熱住宅
 『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。

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