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なぜ分離発注にすると、職人の質が上がるのか2026.03.10

こんにちは。



伊田直樹建築設計事務所では、
分離発注方式で家づくりを行っています。
この方式にはコストや透明性など様々なメリットがありますが、
私が一番大きいと思っているのは

「職人の質が上がること」です。

一般的な住宅の多くは、一括請負方式です。
工務店が元請けとなり、
そこから大工・電気・設備・左官などの専門業者に仕事が流れていきます。

この仕組みの中では、職人の仕事の評価は基本的に

元請けの会社だけが判断します。

施主は、誰が自分の家をつくっているのか分からない。
職人も、誰の家をつくっているのか、顔を合わせる機会がない。

つまり、

仕事の評価が「施主から直接見えない構造」

になっているのです。



一方、分離発注方式では違います。

大工、電気、水道、左官、板金、畳、造園。
それぞれの職人が施主と直接顔を合わせます。

名刺を交換し、
「この家を自分が担当します」と挨拶をする。

すると職人は自然とこう思います。

「この家は自分の仕事として見られている」

つまり、
仕事の評価が直接自分に返ってくる環境になるのです。

誰が見ているか分からない仕事より、
顔を知っている人の家をつくる仕事の方が、責任は重くなります。

良い職人ほど、この関係を大切にします。
良い職人ほど、義理と人情を大切にします。




そしてもう一つ、
職人の顔が見える家づくりには大きな意味があります。

それは

アフターメンテナンスにつながることです。

例えば、コンセントの調子が悪い。
水回りで気になることがある。
建具の動きが少し変わった。

そんなとき、

「あの時の電気屋さん」
「あの水道屋さん」
「あの大工さん」

と、誰に相談すればよいかが分かる。
私に連絡するか専門業者にするか、2ルートがあるのです。

これはとても大きな安心です。

一般的な請負工事では、連絡先は工務店の担当者のみ。
実際に施工した専門業者はオブラートに包まれて見えません。

しかし分離発注の家づくりでは、
家をつくった専門職人と直接つながっています。

家は完成した瞬間がゴールではありません。
10年、20年、30年と暮らしながら付き合っていくものです。

だからこそ、

誰がつくった家なのか。

その顔が見えていることが、
将来の安心につながっていきます。

私は、良い家というものは
図面だけで出来上がるものではなく、

良い職人の手によって完成するものだとも思っています。

だからこそ、
職人の顔が見える家づくりを大切にしています。



「良い職人で家の価値は決まる」と言えます。

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富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。
原価を公表する分離発注方式により適正な価格を見える化
小さなエネルギーで暮らせる高気密高断熱住宅
 『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。

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