小さな庭を造って分かったこと2026.03.23
こんにちは。


小さな庭をつくってわかった。いい家ができる本当の理由。
先日、滑川にある「苔の輪」さんにて苔テラリウムの教室に行ってきました。
ガラスの器の中に、小さな庭をつくる。
ただそれだけのことなのですが、やってみると奥が深い。
まず土台となる土を入れる。
そこに針金を刺して木を支える。
今回選んだのは南天の木です。
ナンテンは「難を転ずる」「難を逃れる」と言われ、縁起が良い木。
こういう意味を持つ植物を選ぶのも、日本の庭らしくていいなと思いました。
そして石を選び、苔を選び、配置を決めていく。
ここで初めて知ったことがあります。
苔はピンセットで植えるんです。
この作業が本当に面白かった。
細かい作業で、少しずつ景色ができていく。
全体のバランスを見ながら整えていく。
気がつくと時間を忘れていました。
とても集中できて、没頭できる時間でした。
そして作りながら、ずっと思っていたことがあります。
これ、家づくりとまったく同じだなと。
土台があり、支える構造があり、
そこに素材が入り、配置が決まり、
最後に景色が生まれる。
石ひとつで空気が変わる。
苔の置き方で庭の雰囲気が変わる。
バランスがすべて。
住宅も同じです。
設計だけ良くてもいい家にはならない。
材料だけ良くてもいい家にはならない。
施工だけ良くてもいい家にはならない。
全部が揃って初めて、いい家になる。
私はずっと思っています。
家づくりは「作品」だと。
今回できたのは、とても小さな庭です。
キッチンのカウンターに飾りました。
このサイズだと、どこにでも置けるのがいい。
でも、小さいからこそ思いました。
ごまかしが効かない。
これは住宅も同じです。
本当にいい家は、
細部で決まる。
図面には表れないところ。
現場での判断。
職人の手。
素材の選び方。
そういう積み重ねで、家は良くなる。
小さな庭をつくりながら、
改めてそれを感じました。
良い家は、偶然できるものではありません。
こういう積み重ねで、静かに出来上がっていくものだと思います。
↓一眼レフカメラで完成した物を撮って貰えます。
これは私のアイホーンで撮ったもの

小さなエネルギーで暮らせる高気密高断熱住宅
『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。



