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この情勢で施主が出来ること2026.04.20

こんにちは。

 

 

   

建築資材の供給不安と価格高騰という、非常にタフな局面です。
プロの目から見ても、今は「普段通りの段取り」が通用しない異常事態です。

   
お施主様が後悔しないために、

今この瞬間に優先して動くべきポイントを4つに絞ってお伝えします。

 

 

1「仕様の確定」を極限まで早める

 
通常は着工後に打ち合わせながら決めるような項目も、今は**「即決」**が最大の防御になります。
• 理由: メーカーが受注制限をかけているため、発注順でしか在庫が確保できません。

• 行動: 塗料の種類、屋根材、断熱材の種類など、石油由来の建材については

「明日発注してもらう」くらいのスピード感で確定させてください。

 

2「代替案(プランB)」を事前に承諾しておく

 
どうしても手に入らない材料が出てきた際、その場で悩むとさらに数週間のタイムロスが生じます。
• 行動: 担当者と「もしAという建材(例:アスファルトルーフィング)が入らなかったら、B(例:合成ゴム系ルーフィングや他メーカー品)に変更する」という代替案の事前合意をしておいてください。
• ポイント: 特にシンナー系が厳しいので、「油性塗料が無理なら水性塗料で進める」といった方針を決めておくとスムーズです。

 

3「工期の大幅な遅れ」を前提に生活を組む

 
「材料待ち」による工事の中断は、施工会社の努力だけではどうにもならないことがあります。
• 行動: 今住んでいる賃貸物件の解約や、お子様の転校手続き、住宅ローンの金利確定タイミングなどは、

1〜2ヶ月の工期遅延があっても大丈夫なようにバッファ(余裕)を持たせてスケジュールを組み直してください。

 
4. 契約の「価格変動条項」を再確認する

 
これだけ短期間に物価が動くと、当初の見積もりでは工務店側が赤字になり、

最悪の場合、倒産リスクや工事放棄につながる恐れもあります。
• 行動: 「予期せぬ資材高騰の際、費用負担をどう相談するか」について、

施工会社と誠実に話し合っておくことが重要です。

 

一方的に「契約時の金額を守れ」と突っぱねるよりも、お互いのリスクを最小限にするための協力体制を確認しておくことが、

最終的に良い家を完成させる近道になります。

 
現在の厳しいエネルギー・物流情勢は、個人の努力ではコントロールできない部分が大きいです。

だからこそ、**「迷う時間をゼロにする」ことと「スケジュールに遊びを持たせる」**ことが、

今お施主様にできる最善の自衛策と言えます。


不安な点があれば、まずはこちらに「今の状況はどうなっていますか?」とストレートに尋ねてみてください。

 

 

現在、富山市での新築物件が進んでいます。

施主に伝えたことを書いています。

この現状を少しでもブログで伝わればいいな。

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富山県魚津市の
住宅設計事務所『伊田直樹建築設計事務所』伊田直樹です。
原価を公表する分離発注方式により適正な価格を見える化、
小さなエネルギーで暮らせる高気密高断熱住宅を提供し
『住む人(施主)が主役の家づくり』を推奨してます。

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