冷房の効きが悪い......なぜ?2026.08.20
こんにちは。
「高断熱住宅にしたのに冷房の効きが悪い......」
そんな声をSNSで見かけることが増えました。しかし、原因はエアコンの能力不足でも性能不足でもありません。
原因はいたって明確です。
本当の快適さを左右するのは、**「高気密」と「日射遮蔽(遮熱)」**の2つです。
1. 気密は現場測定でしかわからない
気密性は計算上の数値ではなく、実際の施工現場で気密測定を行って隙間の量(C値)を把握する必要があります。
SNS等では「高気密だと息苦しい」「汚い空気がこもりやすい」といった誤った情報が出回っていますが、これは全くの正反対です。
隙間をなくす理由:隙間があると換気ルートが乱れ、狙い通りの換気ができません。
しっかりと気密を確保することで、計画通りに汚れた空気を外へ排出できます。
冷暖房効率の向上: 隙間風を防ぐことで、エアコンの冷気が逃げず、効きが劇的に良くなります。
2. 日射遮蔽は「室外」で行うのが鉄則
夏の強い日射熱を家の中に入れない工夫も不可欠です。
カーテンや室内ブラインドで日差しを遮ろうとしても、一度室内に入った熱は部屋の中に留まってしまいます。
最も効果的なのは、室内に太陽光が入る前(外側)で防ぐことです。
深い庇(ひさし)や屋根の設計によって、日射を物理的にカットするのが一番効率的です。
高断熱という言葉だけに惑わされず、「気密」と「日射遮蔽」を計画的に取り入れることで、夏の冷房効率も暮らしの快適性も劇的に変わります。

リビングの窓部分には日射を遮蔽するために屋根が伸びています。
夏は暑い日射を遮り、太陽高度が低くなる冬は暖かい日射を取り入れる役目をしています。
ただの屋根ではありません(笑)

原価を公表する分離発注方式により適正な価格を見える化、



