黒瀬のいえ(二一) 家の水平は、土台で決まる。2026.10.13
こんにちは。
家づくりで大切なのは、完成してから見える部分だけではありません。
↑よく言われる言葉ですね。
黒瀬のいえでは、大工さんが土台を敷く段階で、レベル(水平)の確認を行っています。
基礎工事が終わると、基礎屋さんが基礎天端の高さや水平を確認します。
その後、大工さんが現場に入り、基礎の上に土台を敷いていきます。
そして、この土台の上に柱が立ち、梁が架かり、家の骨組みが組み上がっていきます。
つまり、土台の水平は、建物全体の精度を左右する大切な基準になるのです。
床の水平はもちろん、柱の建ち方や建具の納まりなど、その後の工事にも関わってきます。
だからこそ、私たちはこの段階でのレベルチェックを大切にしています。
今回の現場では、誤差を約1mm以内に抑えることを目標に、丁寧に確認を行っています。
もちろん、現場にはさまざまな条件があり、すべてを一律に1mm以内にできるという話ではありません。
それでも、最初の段階で精度を高めておくことが、後の仕事をスムーズにし、建物の品質につながると考えています。
手間をかけるか、かけないか。
こうした作業は、完成した家を見ても、なかなか気づかれません。
壁の中に隠れてしまう部分ですし、住み始めてから目にすることもありません。
しかし、見えなくなる部分だからこそ、どこまで手間をかけるかが大切だと思います。
家づくりは、単純に価格が高いか安いかだけでは比べられません。
どんな材料を使っているか。どんな性能を確保しているか。そして、現場でどんな確認を行い、どこまで丁寧に仕事をしているか。
こうした一つひとつの積み重ねが、最終的な建物の品質をつくっていきます。
私自身、設計だけでなく施工管理の経験もあるからこそ、図面を描いて終わりではなく、現場での仕事も大切にしたいと考えています。
完成すれば見えなくなる部分にも、きちんと手間をかける。
「黒瀬のいえ」も、そんな当たり前を一つひとつ積み重ねながら、工事を進めていきます。
いい家は、見えるところだけではなく、見えなくなるところの仕事で決まる。
そんな思いで、今日も現場を確認しています。


↑この座金は一般的な物と比べて径が大きいです。理由は耐震等級3だからです。引抜きに対して考慮しています。


原価を公表する分離発注方式により適正な価格を見える化、



