黒瀬のいえ(二四) 壁の断熱施工が始まりました。2026.11. 2
こんにちは。
24坪の平屋。小さく建てて、豊かに暮らす。
今、家づくりを取り巻く環境は大きく変わってきています。
建築資材の価格や人件費の上昇もあり、新築住宅を建てようとすると、以前よりも予算の確保が難しくなってきました。
そんな中、今回の家づくりで考えたのが、延床面積をコンパクトにすることでした。
無理に大きな家を建てるのではなく、本当に必要な広さを見極め、建築コストを抑えながら、住み心地や住宅性能は妥協しない。
そうしてたどり着いた答えが、24坪の平屋住宅です。
小さくするからといって、何かを諦めるわけではありません。
空間のつくり方や天井の高さ、素材の使い方を工夫することで、数字上の広さだけでは測れない心地よさをつくることができます。
そして現在、現場では断熱工事が進んでいます。
屋根、床と進んできた断熱工事も、いよいよ壁の施工に入りました。
写真の赤い断熱材が、壁の中に一枚一枚納められていきます。
屋根と床の断熱工事が終わり、これから壁の断熱材を入れ終えると、建物を包み込む断熱工事が完了します。
断熱材は、完成すると壁や天井の中に隠れてしまいます。
けれど、住み始めてからの快適さを支える、とても大切な部分です。
今回採用しているのは、繊維系の断熱材。
現場発泡ウレタンとは異なり、製品として品質管理された断熱材を、柱と柱の間に丁寧に充填していきます。
大切なのは材料の名前だけではなく、設計した性能を現場できちんと実現できているかどうか。
隙間なく納めること、取り合い部分の処理、そして気密の確保。こうした一つひとつの積み重ねが、家の性能をつくっていきます。
そして、今回の現場でもうひとつ楽しみなのが、リビングの空間です。
写真を見ていただくと分かるように、リビングの天井は屋根の形に沿った勾配天井。
天井を平らに塞ぐのではなく、斜めに広がる天井と、そこに現れる木の梁をそのまま見せる計画です。
木の梁が連なる風景。
天井の高さが生み出す開放感。
そして、木の質感を感じられる空間。
24坪という限られた面積だからこそ、こうした空間の広がりや見せ方が大切になってきます。
家づくりは、単純に広さを競うものではありません。
大きな家を建てることが豊かさではなく、自分たちの暮らしに合った大きさで、快適に、気持ちよく暮らせること。
物価高の今だからこそ、面積を見直すことも、これからの家づくりのひとつの選択肢だと思います。
小さく建てても、豊かに暮らす。
24坪の平屋が、そんな家づくりのひとつの答えになればと思っています。
完成したとき、この梁の見えるリビングがどんな表情を見せてくれるのか。
今から楽しみでなりません。
小さいけど高性能です笑
• 外皮平均熱還流率:UA值0.34W/(㎡•K)
=5地域 HEAT20 G2
=断熱等性能等級6
・気密性能:C値0.3㎠/㎡以下
(目標測定値)
・耐震性能:耐震等級3(許容応力度計算)
原価を公表する分離発注方式により適正な価格を見える化、



